SHOW BALLET JAPAN × 探究型学習 2023年3月レポート1/2

空気を読む力??

☆感覚は学び磨くもの☆

春になり、動物も植物もエネルギー全開!もちろん子どもたちもクラスが始まる前からエネルギー全開です。こんな日は動的なウォーミングアップがぴったり♪

ボールのワーク

・円になってボールを渡していく。ボールは投げても、転がしても、弾ませても、渡し方は自由。 渡すテンポが早くなってきたり、ボール(大きさも、素材も様々。中には紙風船も!)が増えてきたり、状況が変わるとハプニングも多発!!安全にそして的確に相手にボールを渡すにはどうしたらいいんだろう?? 渡す相手の名前を呼んでみる?呼んでも受け取れないのはなぜ? ボールの渡し方は?タイミングは? トライアンドエラーを繰り返しながら自分たちで心地良いアプローチを探していきます。声というコミュニケーション能力の大切さ難しさを体感してもらいました。

クラスの後半でもう一度挑戦! 次は【声を出さずにボールの受け渡し】あれ?あれ? 前半よりスムーズにできてる!!なんでだ? 相手の目をよくみて相手を気遣っているからだ!!

 

最終回が始まり

発表会の演目が「人魚姫」に決まってから、探究バレエでは人魚姫についていろいろな角度から探究していきました。人魚姫が地上に憧れたように、クラスを重ねるごとに自分達が演じる世界により興味を持ってくれていると感じています。

ルーティーンワーク

変化に飛んでいる探究バレエですが、1回めから最終回まで徹底しいることがあります。それは、クラスの初めに「クラスで大切にしていること」「始まる時間と終わる時間」の共有です。頭に残る言葉チョイスも大事ですが、伝え続けることの力も大きいと感じます。

 

経験から学ぶチャンスを作る

テストって誰のためのもの?

1月の探究バレエで取り入れた「ソレイユ」のワークにチャレンジしてもらいました。(*詳細は1月のレポートに記載) 成功するためにはチームワークやコミュニケーション力、集中力が不可欠なソレイユ。このワークを経験した子がほとんどだったこともあり、過去の経験からミッション達成のためのプロセスを話し合ってからワークに挑んだ姿が印象的でした。過去の成功体験は挑戦する怖さを和らげてくれます。また、質の良いアプローチのヒントを与えてくれます。

いざ挑戦してみると「前にやっていたからもっと簡単にできると思ってたー」「やっぱり緊張したー」という声があがりました。頭と体の感覚の違いをみんなが感じとってくれました。頭以上に、体の感覚はアプローチし続けないといけないのです。これはバレエのレッスンにも言えます。体の知識は体現して初めて体得できるのです。そして、日々変化する体の状態に合わせてアプローチする必要があります。 バレエレッスンはこのソレイユのワークで感じとって欲しいことが得られるのです♪♪

 

探究バレエの「テスト」の考え方

探究バレエでのテストは「教えた側がどのように伝わっているか、理解しているかを確認するツール」とみんなに伝えています。なので正解することだけが重要ではないのです♪♪

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