SHOW BALLET JAPAN × 探究型学習 2023年10月レポート

『ダメ!!それはしてはいけません!!』

–  自由なようで不自由なこどもの世界 –

Spooky Boo Ballet と題して、ちょっと恐いけど、驚いてしまう仕掛けを組み込んでバレエの世界を探究しました。壊したり、叩いたり、大きな声を出したり、足を使ったりと、普段は怒られてしまうような事を、探究するための手法(手段)として取り入れました。

子育てで迷ってしまう自由と制約のいいバランスをレポートから感じとってもらえたら嬉しいです。

 

それ、壊してみない?

壊すって頭を使う!?

力や感情に任せるだけでは「壊す」というミッションを達成することはできません。頭も手先の器用さも必要になってきます。高い位置にあるカボチャを新聞紙を駆使して壊すと!!中からハロウインシールが!!

 

定番を壊す勇気

三大バレエのひとつ「白鳥の湖」も初めは人気のない作品でした。内容を改変したりすことで人気の作品に成長していきました。そして、色々な「白鳥の湖」も生まれてます。

 

定番を知っているからこそ

定番を知っているからこそ、違いを知り、生まれるもはたくさんあります。バレエリュウス(画像上)の衣装は今見てもワクワクしますよね。

 

 

 

クラッシック・チュチュはどっち?

 

これがアレになる?

人形や洋服のはじまり(型紙)から、何ができるかをチームで考えるワーク。
「解体」することで構造を知ることができます。

 

 

完成までのプロセス

時間をかけても、一瞬で壊れる体験

作るのに1つ10分かかるドクロモチーフをスルスルと解いてもらいました。クラスで身につけていて愛着のあるものを時間をかけて作った人の前で解く行為。「壊したくない」気持ちと葛藤していた子も、壊す理由とその先を説明する事で壊すことに挑戦してくれました。するするとヒモに戻っていく早さや、毛糸の長さにびっくりしていました。解くという行為が探究心を自然とナビゲートしてくれました。

ドクロのモチーフをみんなで可愛いチャームに変身させました。このチャームは三つ編みの練習だったりと、遊びながらも学びとオリジナリティーを味わえるデザインです♪

 

 

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