2017-④バレエ×探究型学習「自分を知る事と表現」
SHOW BALLET JAPAN主催
バレエ×探求型学習
『ココロおどる60min.』をジュニア向けに開催しました♪
幼稚園・保育園の月齢が対象のリトル向けは
手動かすアート的要素をあえて多くしていますが
ジュニア向けは少し座学な感じで行いました。
そして、リトルと違う点は
お母さまたちも同席してもらったことです。
(michiru先生も同席)
というのも、
バレエ×探究型学習は「レッジョ・エミリア」を取り入れている部分があります。
レッジョについては、読みやすく書いてくださっているこちらのブログをどうぞ♪
https://shinyedu.themedia.jp/posts/2756639
大人も仲間の一員
ということで、お母さまたちにも参加してもらい
一緒にワークをしてもらったり、魚の絵をかいてもらって
いかに大人は固定概念に囚われているかを知ってもらいました(笑)
ちなみに、魚を書いてくださいというと
ほとんどの人が左を頭にしますよ♪
決まってないのにです。
スーパーでその方向で売ってあるかららしいです!
さて、今回ジュニア向けに「自分を知る事と表現」のテーマにしたのには
訳があります。
発表会でジュニアの子たちには、
リラの精の傍にいる「幸せの精」をキャスティングしました。
しかし、練習で踊りは上手になっても…
幸せ感が全く伝わってこないのです。
発表会では完成度も重要ですが、SHOW BALLETでは
それよりもお客様に見に来てよかった!
楽しかった!もっと見たい!などの感動を与えることが
意味があることだと思っています。
そのためには、
やらされてる感ある表現
自らこう演じたいと思ってやる表現
があるとしたら、
考える余地なく後者が人を感動させることができます。
今回のレッスンでは、まず、お友達の名前を考えてもらいました!
これはあとでOPENしたのですが、先にお見せします。
なぜその名前にしたのか
理由も発表してもらうのですがお友達から見た自分のイメージが客観的にわかります。
2番目に大事にしている宝物も発表してもらいましたよ♪
次に、
まゆげで喜怒哀楽を
目で喜怒哀楽を
鼻で喜怒哀楽を
耳で喜怒哀楽を
口で喜怒哀楽を書いてもらいました。
これで、表情の決め手になるパーツがわかります♪
そのあとは変顔対決(笑)
無表情って楽だということを知ってもらいました。
表情は意識しないと作れない!!
どこを意識したらいいかは
最初のワークでやりました。
そしてそれは心(気持ち)とつながっていることも♪
最後に、絵本を読んでいて鬼が泣いていて男の子がにっこりしている絵
何の絵本を読んでいるでしょうか??
1つの答えは、「桃太郎」
じゃあ、男の子が泣いていて鬼が笑ってたらどんな物語を読んでるのかな。
いろんな想像ができます!
よく観察すること、そこから想像を膨らませること
表現の入り口だと思います。
探究レッスンのよいところは、踊るレッスンと先生も内容も違うので
生徒さんたちのレッスンと違う一面が見れるところです^^
探究レッスンも踊るレッスンも伝えたいことは一緒です。
ただ切り口(アプローチ)が違うだけなんです。
切り口はたくさんある方がいい。どの切り口がどの子に合うかはそれぞれ♪
SHOW BALLETはバレエを通して多角的視野を身に着けてほしいと思っています。
追記:ジュニアの子たちが発表会でどうだったか。
こんなに変わるのかというほど変わりました!!
最高に素敵な表情で幸せの精を演じてくれました(涙)